2024年02月07日
Arm® Helium™テクノロジーで
AI機能を強化したボードコンピュータ「AP-RA8M-0A」を発売
株式会社アルファプロジェクト（本社：静岡県浜松市 取締役社長 岡本典久）は、ルネサス エレクトロニクス社製の最新MCU「RA8M1」を搭載した組込みボードコンピュータ「AP-RA8M-0A」を2月10日より 発売いたします。
最新MCU「RA8M1」は最大周波数480MHzで動作する32bit Arm® Cortex®-M85コアを採用。Arm社のHelium™テクノロジーにより、機械学習(ML)およびデジタル信号処理(DSP)アプリケーション性能が大きく向上し、AI機能を有したアプリケーションに対応できます。また、決定論的な動作、短い割り込み応答時間、最先端の低消費電力など、Cortex-Mの本来の特長も備えています。
「AP-RA8M-0A」は、「RA8M1」のHelium技術により大幅に向上した機械学習やDSP演算性能を備えたボードコンピュータです。インタフェースにはEthernet、USB、CMOSカメラ、MicroSDカード、CAN FD、シリアルなどを豊富に搭載し、更に2つのPmod™インタフェースに市販のPmodモジュールを接続することで様々な機能を拡張可能です。また、RTOSを利用することでリアルタイム処理が必要な産業用途向けIoTエッジデバイスアプリケーションに最適です。
その他にもフレキシブルソフトウェアパッケージ(FSP)およびサンプルプログラムを利用することで開発作業へスムーズに着手でき、無償提供の回路図はお客様で開発されるシステムの設計リファレンスとしてご利用いただけます。
「AP-RA8M-0A」特長
- ルネサス エレクトロニクス社製「RA8M1」搭載
Arm Cortex-M85 最大480MHz
Arm Heliumテクノロジーをサポート
Arm TrustZoneテクノロジーをサポート
- 搭載メモリ
- Octal FlashROM
- 32MByte
- SDRAM
- 32MByte
- 内蔵ROM
- 2MByte
- 内蔵RAM
- 1MByte
- インタフェース機能
Ethernet、USB2.0（Host/Function）、Pmod™、microSD、CAMERA、CAN FD、UARTなど
- 複数のRTOSに対応
FreeRTOS™、μC3
- FSPを無償で利用可能
ルネサス エレクトロニクス社から提供されるフレキシブルソフトウェアパッケージ(FSP)を利用することでスムーズな開発が可能
- 回路図、サンプルプログラムを提供
開発・評価用途のほか、設計リファレンスとしても利用可能
AP-RA8M-0A
基板寸法：100×80mm（コネクタ、突起物除く）
- AP-RA8M-0A
- https://www.apnet.co.jp/product/ra/ap-ra8m-0a.html
本件に関するお問い合わせ
- 株式会社アルファプロジェクト営業部
- E-MAIL : sales@apnet.co.jp
- ※ArmおよびCortexは、米国および/またはその他の地域におけるArm Limited（またはその子会社）の登録商標です。
- ※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
- ※記載の内容は改良のため、予告なく変更する場合がございます。