2018年05月25日

お客様各位

IoT機器の開発を加速する
Renesas Synergy™プラットフォーム対応
組込みボードコンピュータをリリース

株式会社アルファプロジェクト（本社：静岡県浜松市 代表取締役 伊達隆昭）は、ルネサス エレクトロニクス社のRenesas Synergy™プラットフォームに対応したIoT機器向け組込みボードコンピュータ「AP-S7G2-0A」、「AP-S5D9-0A」、「AP-S3A7-0A」の3製品を開発し5月28日より発売いたします。

従来、組込み機器のソフトウェア開発では、PCのソフトウェア開発とは異なり、OSやデバイスドライバを個別に用意する必要があり、開発工程において、かなりのコストと時間を費していました。Renesas Synergy™プラットフォームは、これらの問題を全て解決します。

Renesas Synergy™プラットフォームでは、RTOS、ネットワーク、グラフィックス、セキュリティなど、プロフェッショナルグレードのソフトウェアが、Synergy Software パッケージ（SSP）として、ルネサス エレクトロニクス社の動作保証とメンテナンスのもとに無償で提供されます。これにより、大幅な開発コストの削減、開発期間の短縮を実現し、製品の早期市場投入が可能となります。

今回、アルファプロジェクトのRenesas Synergy™シリーズでは、ハイパフォーマンスモデル（AP-S7G2-0A）、ミッドレンジモデル（AP-S5D9-0A）、低消費電力モデル（AP-S3A7-0A）の３製品をご用意し、お客様のニーズに合わせたハードウェアが選択可能です。
ソフトウェアは、各製品でご利用いただけるSynergy Software パッケージ（SSP）と統合開発環境が無償で提供されますので、製品を購入して、すぐに開発に着手することができます。

GUI に最適なハイパフォーマンスモデル「AP-S7G2-0A」

「AP-S7G2-0A」は、Renesas Synergy™シリーズで最もハイパフォーマンスなマイクロコントローラ「S7G2」を搭載し、高性能かつコネクティビティとセキュリティ機能に優れた製品です。IoT機器に求められるEthernet・LCD・USB・SDカード・Wi-Fi・CAN などの周辺I/Fに対応しており、オプションのLCD キットとの組み合わせにより、タッチパネル搭載の簡易表示機器など幅広い用途でご利用いただけます。

AP-S7G2-0A 詳細：https://www.apnet.co.jp/product/synergy/ap-s7g2-0a.html

コストパフォーマンスを重視したミッドレンジモデル「AP-S5D9-0A」

「AP-S5D9-0A」は、Renesas Synergy™シリーズのミッドレンジのマイクロコントローラ「S5D9」を搭載し、「S7G2」と同等の機能を備えながらもコストパフォーマンスに優れた製品です。豊富な通信インタフェース（Ethernet、LCD、USB、SDカード、Wi-Fi、CAN）機能によりさまざまな用途にご利用いただけます。
オプションのLCDキットや無線 LAN、Bluetooth製品もお使いいただけます。

AP-S5D9-0A 詳細：https://www.apnet.co.jp/product/synergy/ap-s5d9-0a.html

高効率な処理性能でコンパクトな低消費電力モデル「AP-S3A7-0A」

「AP-S3A7-0A」は、Renesas Synergy™シリーズのミッドレンジのマイクロコントローラ「S3A7」を搭載し、高効率な処理性能と低消費電力を実現した Renesas Synergy™シリーズで最もコンパクトな製品です。通信インタフェース（USB、CAN、SDカード）機能によりさまざまな用途にご利用いただけます。オプションの無線 LAN、Bluetooth 製品もお使いいただけます。

AP-S3A7-0A 詳細：https://www.apnet.co.jp/product/synergy/ap-s3a7-0a.html